リード
「120Hzだとスムーズに感じる」——理由を知っていると、Appleのディスプレイ技術がいかに精巧かわかる。
🟢 リフレッシュレートとは
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が更新される回数だ。60Hzなら1秒間に60回、120Hzなら120回更新される。
人間の目は動体を追うとき、更新が速いほど滑らかに見える。指でスクロールしたとき、60Hzと120Hzでは体感速度が大きく違う。
🔵 ProMotionとLTTPO技術
ただし120Hzを常に使えば消費電力が増加する。Appleが採用したLTTPO(低温多結晶酸化物)技術は、コンテンツに応じてリフレッシュレートを1〜120Hzの間で動的に変化させる。
| コンテンツ | リフレッシュレート |
|---|---|
| 静止画表示 | 1Hz |
| 通常のUI操作 | 60Hz |
| スクロール・アニメーション | 120Hz |
| Always-On Display | 1Hz |
🟣 LTTPOの技術的詳細
LTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide)は、ディスプレイのバックプレーン(駆動回路)技術だ。
従来のLTPS(低温多結晶シリコン)と酸化物半導体を組み合わせることで、超低消費電力での低リフレッシュレート動作を実現した。
まとめ
ProMotionは「高いリフレッシュレートを省電力で実現する」というAppleの設計哲学の体現だ。